豪雪地で〝厄介者〟の雪をエネルギー資源に <シリーズ SDGsの実践者たち>第47回|調査情報デジタル
【冬の間に積もった雪を、夏の冷房に利用する。建物の中に雪を置いて、電気を使わずに日本酒を貯蔵する。豪雪地の〝厄介者〟である雪を、エコなエネルギーに変える取り組みが新潟県南魚沼市で進んでいる】 「調査情報デジタル」編集部 雪にシートを被せて冷房のエネルギーに利用 全国的に猛暑が続いていた7月下旬は、新潟県南魚沼市でも気温が30度を超えていた。南魚沼市役所を訪れると、シートが被せられた高さ3メートルくらいの堆積物が敷地の一角にある。看板には「スノーバンク南魚沼」と書かれていた。 シートに覆われているのは、冬の間に降り積もった雪。この雪を少しずつ解かして、解けた水をポンプでくみ
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