「できない」を持つ弱者が、価値を創る強者に。 澤田智洋さんと話す、新しいルールのつくり方|佐渡島庸平(コルク代表)
あなたが苦手な競技があったとする。苦手を克服するためにも猛特訓するか。それとも、自分がプレーしやすいようにルール変更を要請するか。どちらをあなたは選ぶだろうか? これまでの社会では、前者の選択肢をとることが美徳と考えられてきた。スタンダードな価値観の中で、必死に努力をし、競技の中で勝ち抜くことが賞賛されてきた。受験競争も出世レースも、そういった競技のひとつだ。 だが、いまは違う。多様性が認められる社会において、マイノリティの人たちが生きやすいように枠組みや仕組みを整えるルールチェンジャーが賞賛される時代へと変化してきている。 こうなると、従来はネガティブに捉えられていた「苦手」
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