「自己成長だけが目的なら、スタートアップは向いてない?」実直にプロダクトを磨き続けたBASEの軌跡と“ECだけじゃない”未来【連載 After IPOの景色】| FastGrow
上場はゴールではない──。IPOを経て、さらなる挑戦に踏み出しているベンチャー・スタートアップを取り上げる連載企画『After IPOの景色』。第5回は、Eコマースプラットフォーム『BASE』を展開する、BASEが登場。市場規模20兆円に達する巨大マーケット・EC市場で、2012年の創業以来、着実に事業を成長させてきたBASE。2019年10月の東証マザーズ上場後も着実に成長を続け、2019年12月の売上高は前年比50%増をマークした。だが、同社の事業成長を牽引してきた取締役COO・山村兼司氏は「ECはあくまでも、ペイメント機能を提供するための手段にすぎない」と語る。BASEの事業の根幹には「個人や小さなチームが持つ価値を正当な対価に変え、新たなチャレンジを応援する」という想いがあるからだ。「スタートアップでの仕事が本当におもしろくなるのは、上場してから」と語る山村氏に、上場準備時にすら予実達成を声高に求めず事業を進めた、BASEの“プロダクト第一”の経営哲学を聞いた。
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