【History】 カルティエ「トリニティ」はなぜ小指に似合うのか
CARTIER(カルティエ)を代表するアイコンジュエリー「TRINITY(トリニティ)」。今からちょうど100年前、CARTIER 創業者の孫である3代目の Louis Cartier(ルイ・カルティエ)が生み出し、芸術家 Jean Cocteau(ジャン・コクトー)が好んで身に付けていたリングとしてあまりに有名である。装飾性の強いファッションが主流で、ジュエリーも高価な宝石をふんだんに使うことが至上とされていた当時の時代背景を思えば、「トリニティ」がいかに革新的なデザインとして生み落とされたか、想像に難くないだろう。しかもそのリングは、これ以上考えられないほどシンプルに研ぎ澄まされていた。
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