コーヒーショップ「FIELD」のブランドリニューアルとして、コーヒー豆・ドリップバッグのパッケージを中心に、ショップカード、カップ、メニュー、店内POPなど、ブランドのタッチポイント全体を一新しました。
【課題】
●統一感の欠如と運用負荷:
従来のデザインは商品ごとの一貫性が弱く、産地やラインナップが増えるたびに制作負担が発生していました。
●専門性の不訴求:
豆の選定から焙煎、カッピング、抽出まで自社で一貫して行うFIELDのこだわりや専門性が伝わっておらず、ギフト需要などの「選ばれる理由」になりきれていませんでした。
【DESIGN CONCEPT】
ブランド名「FIELD」から着想を得た「FIELD=自然・大地」と、デザインの骨組みとなる「長方形=整理・信頼性」の対比を軸に構成しました。
●FIELD(自然・大地・自由):
鮮やかなグリーンで自然の生命力や開放感を表現。
●長方形(整理・信頼性): コーヒーのプロフェッショナルな確かな品質と誠実さを象徴させました。
【DESIGN SYSTEM】
見た目を変えるだけでなく、今後商品が増えても継続して運用できるよう、カラー・レイアウト・文字組み・情報量などにルールを設定。
「誰が作ってもFIELDらしい」デザインシステムを意識し、豆やドリップバッグだけでなく、ショップツールやSNSまで一貫して展開できる設計としました。
また、変動する情報はQRコードからSNSへ集約し、情報更新のしやすさも考慮しています。
【DESIGN PURPOSE】
目指したのは、単に「おしゃれなパッケージ」を作ることではありません。
店頭で目に留まり、手に取り、購入し、誰かに贈りたくなる。
そして、そのパッケージをきっかけにFIELDを知る人が増えていく。
デザインを「装飾」ではなく、商品の販売やブランドとの接点を生み出す仕組みとして捉え、ブランド全体を再設計しました。
【MY APPROACH】
課題を見つける → コンセプトを設計する → デザインに落とし込む → 運用まで仕組み化する
「きれいなものを作る」だけではなく、デザインを通じてビジネスやユーザーの行動を変えることを意識したプロジェクトです。