「その鑿(のみ)は、魂の形を削り出す」面(おもて)の奥に眠る”真実”を追う。能面師・藤村都寿 | ninatte九州
毎日通りかかる公園の並木や、部屋の片隅にある木製のテーブルを眺める時、私たちは何を見ているだろうか。おそらく、心地よい緑の葉や、きれいに磨かれた天板の木目といった、「目に見える表面の美しさ」をなんとなく捉えているだけかもしれない。しかし、能面師・藤村都寿(ふじむら くにとし)さんの目は違う。彼がその木を見つめる時、視線は表面の皮を透き通り、何十年、何百年という歳月がその木の中心に刻んできた「目に見えない年輪の記憶」の奥までをも見抜
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