チョコレートが買えなくなる?気候変動が奪う豊かな食の未来 | Green Times - グリーンタイムズ | チューリッヒ保険会社のウェブマガジン
気軽にチョコレートが食べられなくなる日が来るかもしれない──。2024年、ロンドンの先物市場でカカオ価格が一時、前年の3倍以上にまで高騰しました。
その直接的な原因は、世界の生産量の約6割を占める西アフリカ(コートジボワールおよびガーナ)での壊滅的な不作です。記録的な豪雨による病害の蔓延、そのあとの極端な乾燥。これらの気候変動による環境の激変が、カカオの生産を直撃しているのです。
しかし、この「カカオ危機」は決して対岸の火事ではありません。日本国内でもサクランボやミカンの栽培適地が北上し、うまく育つまでに時間がかかったり、暑さによって害虫が発生しやすくなってしまったりなど、私たちの食卓を取り巻く環境は変わりつつあります。
今回は、植物地理学の視点から気候変動と植物の関係を研究する京都大学の瀬戸口浩彰教授に、カカオ高騰から見えてくる世界的な農業の危機と、私たちがこれから向き合うべき「食の未来」についてお話をうかがいました。
https://www.zurich.co.jp/sustainability/articles/clm26021/