架空のフラワーショップ「hibito」の認知拡大と、日常的な来店を促すためのチラシを制作しました。
ターゲットは、花が好きで丁寧な暮らしに憧れを持つ30〜50代の女性です。一方で、花を日常的に飾ることには少し贅沢と思っており、「近所の花屋は自分の好みやセンスに合わないことが多い」という先入観を抱いています。
クライアントの課題は、母の日や記念日などのイベント時以外の来店が少なく、一度利用したお客様をリピートにつなげられていないことでした。そこで、花を特別な日のためだけのものではなく、日々の暮らしに気軽に取り入れられるものとして提案し、店舗のセンスや商品への期待感が伝わるデザインを目指しました。
メインビジュアルには、花束を抱えた人物を大きく配置し、その周囲をアルファベットで囲むことで、奥行きと立体感のある構成にしています。文字と人物、花を重ねることで、一般的な花屋のチラシとは異なるアート性を持たせ、感度の高いターゲットの興味を引く表現に仕上げました。
背景や文字の塗りにはテクスチャーを加え、洗練された印象の中に、どこか温かみのあるヴィンテージ感を演出しています。落ち着いたブルーグリーンを基調とすることで、花の色彩を引き立てながら、「おしゃれで素敵な花を届けてくれそう」と感じてもらえるブランドイメージを表現しました。
また、テーブルフラワーや枝もの、定期便など、日常的に利用しやすい商品を具体的に紹介することで、来店のきっかけをつくり、継続利用をイメージしやすい構成にしています。店舗情報に加えてInstagramのフォロー特典も掲載し、来店後も継続的にショップとの接点を持てるよう、リピートにつながる導線を設計しました。
ツール:Illustrator