ログライン:
原発誘致を巡り、賛成派と反対派の対立が激化する江原道(カンウォンド)の陟州(チョクジュ)市。
故郷に戻った主人公・宋仁花(ソン・インファ)は、街に深く潜むカルト教団の影と、ある不可解な死にまつわる過去の秘密を追っていく。
企画意図:
本作は「慰めの仮面を被った不安」というキーワードをテーマに制作しました。
一見すると、杏色の夕焼けと穏やかな海、そしてそれを眺める主人公によって、温かく平和な光景に映るかもしれません。
しかし、よく見るとテトラポットから落下する人物や、静かに不気味な光を放つ原発、肌にまとわりつくような海霧など、物語の不穏なディテールを随所に隠しています。
一見した「美しさ」と、その裏に隠された「不安」という二面性を表現することにこだわりました。