会期:2024年12月21日~2025年1月13日
場所:朝日町立ふるさと美術館
私は朝日町のことを『何もないまち』だと表現していました。
きっと私以外の朝日町民も同じような表現を用いると思います。
ある時出会った「何もないまちは存在しない。」という言葉。
私にとって衝撃的な言葉でした。
そして、能登半島地震。
『当たり前の日常』は当たり前ではないと実感しました。
家の前の景色、毎日歩いた通学路…。
その景色を見るだけ、その道を歩くだけで
大切な人との会話、その時の感情までもが思い出されます。
朝日町で過ごした時間はかけがえのないものだと気づいた時、
私にとって朝日町は『何もないまち』ではなくなりました。
まちに住む1人1人に大切な風景があり、
その風景にはたくさんの人の記憶が宿っているはずです。
そういう記憶が紡がれていくことこそがまちの本質の1つだと考えています。