● ターゲット 3歳〜小学校低学年の孫を持つ60代の祖父母
● 市場
玩具業界 高齢化に対応して対象年齢を「シルバー層」まで広げている。また、親子二代を狙った商品から、三世代玩具への拡大を図る。
社会背景 「少子化」の時代だからこそ。子どもを大事に育てようという保護者の気持ちは強くなっている。そのため、積極的に祖父母との触れ合いの時間を持つ家庭が増加している。
トミカについて 対象年齢は3歳以上で、日本の7歳以下の男の子の86.5%がトミカを所有している。(2015年現在)また、ディズニーやサンリオといった人気キャラクターとコラボした「ドリームトミカ」など、シリーズを拡大し、女の子にも人気がある。
● メディア
新聞広告 定年を迎えた60代は現役から引退したばかりで、社会との繋がりを大切にしている世代でもある。下図からも分かるように、特に新聞は60代の社会との接点として生活に深く根付いている。よって新聞広告をメディアに選択した。
SNS また、60代のSNS普及率は年々高まっており、特にFacebookの利用率は30%と高い。さらに「閲覧」の頻度は、4割以上の人が毎日行っており、シニア世代では「閲覧」をメインに楽しむ人が多いことがうかがえる。そこでFacebook広告を公式ホームページへの誘導する媒体として利用することにした。
サービスエリア(SA) 近年の高速道路のサービスエリア(SA)は商業施設化が加速しており、単なる休憩所から「目的地」へと変化している。 特に、中日本高速道路高速道路(NEXCO中日本)は、2012年10月より広告事業を本格的に開始し、利用者もかなり多広告認知率も高く、以下の図から分かるように広告認知率も高い。 また60代は車での移動を特に好む世代であることから、今回はNEXCO中日本サービスエリア広告を選んだ。
● 開催期間 10月の第三日曜日(2015年は10月18日)は、日本記念日協会の認定を受けた「孫の日」であるが、まだ認知度が低い。この記念日を利用し、イベント告知を行うことで「孫の日=トミカ」のイメージを定着させる。
● 開催場所 海老名サービスエリアの利用者数は1日平均約6万人と全国で最も多い。 SA売上高ランキングでも当SAの下り線が1位、上り線が2位と上位を独占している。 また東京に一番近い大型SAであるという立地面や、一般道路からの出入りも可能であることから、海老名サービスエリアを開催場所に選んだ。
