制作したきっかけ
カフェにお化け屋敷が併設されている施設、「ゾウンデットマンション」が閉店することになり、閉店までのキャンペーンとして、「お化け屋敷ムービーアワード」が開催されました。
ルールは
・お化け屋敷で撮影
・2分以内の映像
・編集は自由
・Twitterにて1番リツイートが多い動画が優勝
というものでした。
お化け屋敷好きな僕は、参加することを即決。しかしここのお化け屋敷に僕は訪れたことがないので中の構造などわからないことだらけでした。
そこで他の参加者の動画を参考にしてお化け屋敷の内装を想像していき、動画の構成を考えていきました。
お化け屋敷に突撃
お化け屋敷に到着し、早速中に入ってみると面食らいました。自分の想像と内装がかなり違うことが判明しました。
各部屋ごと想定していたより広かったり狭かったりして内容を変更する他ありませんでした。
一通り中を見てまわったので、いったんお化け屋敷を出て、併設されているカフェで構成を練り直しました。
そこでノートを広げて、いまさっき歩いたお化け屋敷の内部をノートに書き出します。細かい内装など各部屋ごとに何が置いてあったか覚えているだけ書き出しました。さらにストーリーも変更。三人称視点は厳しいこともわかり一人称視点に。
入念に台詞も考え、リベンジです。何回か撮り直しましたがか撮影を完了させました。
ちなみに主人公が探している人物の名前「ナミ」は日本神話、古事記に登場する「イザナミノミコト」から取りました。
編集
自宅に帰り、早速編集です。
スタッフを雇う時間もお金がないため全て自分で作業をしました。編集はもちろんアフレコ、フォーリー、BGM制作も全て自分で行いました。録音に関しては設備がないので布団に潜って録音しました。現地の音声が物語にしていく上で不都合が多いので音声は全て自主制作しています。
しかしCGに関して。僕は全く出来ないのでCGのできる友人に頼ることにしました。
時間がない中友人は最大限努力をしてくれたのでとてもいい映像ができました。
反省点
しかし1番最後に出てくるお化けは自分でも全く納得がいっていません。
最後のオチ的な感じで、音でびっくりさせようと考えていたのですが、時間がなかったのでお化けの造形が全く怖くなく、シーン的に肩透かしだと思います。
最後のお化けの目のパーツは、木の木目を使用しています。意図としては無機物なものの怖さを描きたかったのですが上手くいきませんでした。
ここはもう少し造形にこだわるか、オチを変えた方が上手くいったのかなと思います。
結果
色々なことがありましたが僕の作品はお化け屋敷ムービーアワードの中で1番多くのリツイートをいただき、優勝することができました。反省点も多いですがとても楽しかったです。