お題に選んだのは、北海道のラベンダー農家さんが手がけるオリジナルブランドの新商品「ラベンダーのルームスプレー」Webサイトのヘッダー用バナーとして使用する想定で制作しました。「こんな新商品が出たんだ!」と気づいてもらい、商品詳細ページへ興味をつなげるビジュアルを目指しました。
目的:新商品の存在を知ってもらい、香りを通して日常に癒しを届けること。
ターゲット:・お部屋で香りを楽しみたい人・おうち時間をリラックス空間にしたい人・プレゼントを考えている人
Q.なぜその商品を詳しく見てみようと思う?↓欲求:香りでお部屋を整えたい、リラックスしたい、安眠したい記憶:ラベンダー畑の色と香りの記憶を思い出す共有:北海道の農家さんが作る自然由来の香りをプレゼントしたい探求:ディフューザーではなく、気分で使い分けたいストーリー:自然の香りで心が穏やかになるルームスプレー
「忙しい日々の中でも、香りを通して自分に戻る穏やかな時間を。」自然由来のやさしい香りを「ちいさなご褒美」として暮らしの中に取り入れてもらえたら、という思いをもとにナチュラルな雰囲気を作り出せたらと意識しました。
メインカラーはラベンダーを象徴するパープルとグリーンを基調に、自然と調和する柔らかい印象を目指しました。テキストには白を用い、優しい雰囲気を保ちながらも視認性を確保しました。
「商品写真」と「ルームスプレー新登場」が一番伝わりやすいバナーになるように他の部分と比べてサイズを大きめに配置。視線誘導を意識して書体に強弱をつけ、背景にはラベンダー畑の写真を採用。香りと記憶をつなぐ構成にしています。
キャッチコピー・商品名・補足文の3グループで整理し、文字の大小と余白で情報の優先度を明確化。右下には香りをイメージした曲線のあしらいを配置し、パープルとグリーンのグラデーションでラベンダーの優しい香りを視覚的に表現できればと考えました。
近接:情報を整理してからグループを意識して配置。
整列:テキスト部分は右揃えにし、揃えることで全体的なまとまりを意識。
反復:文字やモチーフに曲線を共通して取り入れることで柔らかい雰囲気を作り出せるように意識。
対比:写真部分はボトルの黒と背景の紫で主役を自然に際立たせ、テキスト部分は文字の背景に濃いめのグリーンの図形を重ねることでコントラストをつけ視認性を向上。
