お題に選んだのは、美しい自然とおいしい食べ物が魅力的な「富山県」旅情報サイトのSNS広告を想定して制作しました。「ここ、どんな場所なんだろう?」と思わず目を止めたくなるような、印象に残るビジュアルを目指しています。
目的:富山県の魅力を伝え、実際に訪れてみたいと感じてもらうこと。
ターゲット:インスタでおでかけ情報を集めている20~30代・旅行を考えている人・近隣の県に住んでいる人
Q.なぜ富山に行こうと思う?↓欲求:富山でしか見られない景色や食を体験したい記憶:日常から離れリフレッシュしたい共有:感動した景色や食をSNSで伝えたい探求:まだ知らない場所や店に出会いたいストーリー:癒しをもとめて
「非日常な土地で富山ならではの体験を通して心もお腹も満たされる旅に」そんな「旅行」× 「非日常」と「富山らしさ」× 「癒し」を軸に、忙しい日常の中でも週末だけでもリフレッシュして欲しいそんな旅をコンセプトに制作しました。
メインカラーは白に。写真中心の今回のレイアウトでもなじみやすく、視認性も高い。そして「爽やかさ」と何色にもなれる白だからこそ、この旅の「期待感」を表現してくれるのではと思いました。アクセントにグリーンを使用。写真との「統一感」と「落ち着き」を意識しました。
写真をメインに構成しました。SNS広告でまず目を引くビジュアル重視でこの構成にしました。写真以外の装飾は視線の流れに沿うように左上から右下に配置しました。また下部はスワイプのボタンが出る可能性を考え、重ならないように余白を確保して組みました。
キャッチコピー部分のテキストは中央に帯を配置して、文字部分をあえて抜くデザインにしました。このデザインにした理由は2つあり、1つは写真の上に文字を重ねるため視認性のよい形にしたかったため。2つめはキャッチコピーの「満たされに、富山へ」とリンクして文字の抜けている部分を富山の写真で満たしている様子をデザインにしたいと考え取り入れました。装飾では左上の「TOYAMA」の部分はシリーズとしての統一感と、特集内容の認識を助けるラベル要素になるように意識しました。
近接:関連した情報(TOYAMAのラベル部分、キャッチコピー部分、詳しく見るボタンなど)をそれぞれまとまりとわかるようにグループ化してまとめました。
整列:縦の帯を中心に左右もバランスと視線の流れを意識して整列するように配置しました。
反復:緑系の色味をアクセントとして繰り返し使用して、全体のトーンを統一しました。またラベル要素を取り入れて今後シリーズにも対応できるように意識しました。
対比:白い帯 × カラフルな写真、抜き文字 × 背景の彩度、直線的な帯 × 丸いボタンなど要素の違いを強調して視覚的なメリハリを出すことで情報がごちゃつかないように意識しました。
