■デザインについて
□ビジュアルイメージ
このデザインのメインターゲットは青山一丁目エリアに住む感度の高い主婦層であり、彼女たちの日常に寄り添いながら、ちょっとした贅沢を感じられる表現にこだわりました。
デザインではブランドが大切にする「上質」「洗練」といったイメージを意識しつつ、写真映えするドリンクを主役に配置。 視覚的な魅力とともに、店舗コンセプトである「ONとOFFの共存」を表現するキャッチコピー【“日常”と“贅沢”をあじわう】を添え、忙しい日々の中でも心がほどけるようなひとときを表現しています。
□カラー
カラー設計には、深みのあるブラウンやベージュ系を基調とし、コーヒーの温かみと落ち着きを表現。 さらに、アクセントカラーとして#acd1d2の柔らかなブルーグレーを使用することで、親しみやすさと軽やかさを加えています。 この色味は、子ども連れの主婦の来店も歓迎する雰囲気を表現しています。
□タイポグラフィ
Ruby Coffeeのブランドイメージである「上質」「洗練」を表現するために、Noto Serif JPをメインフォントとして採用しています。 視認性を重視しながらも、硬すぎず柔らかすぎないフォント選びにより、ブランドの“正統さ”と“親しみやすさ”の両立を意識しました。
キャッチコピー「“日常”と“贅沢”をあじわう」には、少し余白を持たせたレイアウトを採用し、ONとOFFのゆるやかな切り替えを視覚的にも感じられるように工夫。 また、英語と日本語の混在による情報設計では、フォントの太さやサイズ感にメリハリをつけ、ターゲット層が直感的に内容を理解できるよう配慮しています。
全体として、タイポグラフィは視覚的な美しさだけでなく、ブランドの価値や店舗の空気感を伝える重要な要素になるようこだわりました。
