京都芸術大学の異なるコースの学生が集い、イラスト、小説、デザインをそれぞれ一人ずつ担当し一つのグループとなって作品を作る。異なるコースの学生が一つの作品を一緒に作るという点から「結」というキーワードで「想いを結わう」というタイトルになった。
本小説は同人イベントにて販売するという最終目標があったので、万人に受け入れられるよう女性を主体にした。
制作サイドが学生ということもあったので、学生のアイコンといえば制服だと連想がしやすいと考え主役を高校生にし、見えている範囲でもそれぞれ異なる服装にすることで同じ学校ではないことを表している。何かをきっかけに集まった学生たちが目的を達成させるために一丸となるという点で本企画の「結」というテーマに合わせている。
A5サイズので仲間らしさを演出するために、手で「結」の糸偏を作らせた。
タイトルが入る都合上、デザイン担当者と何度も話し合いや修正を重ねて理想の手の配置を行った。
