夜の雪山道を一人歩いていた。とあるスキー場に向けて歩いていたのだ。タクシーもなく、頼れるのは自分の足しかない。淡々と歩いていると、木々に囲まれた道になった。合間から覗く夜空を見ていると、さまざまな色の「黒」で塗りつぶされており綺麗だと思うとともに、空は何色も存在しているのに自分は一人だけだという虚しさを詠んだ一句でもある。
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