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うりぴ

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うりぴ-1
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制作ノート
このキャラクターについて

うりぴはわたしにとって、ずっとあたためている大事なキャラクターです。

初めにこのキャラクターを考案したのは専門学校在籍時のことでした。

なにか動物でゆるキャラを作成したいものの世の中にはもう動物キャラがあふれかえっていて、何か新しい突破口がないかといろんな切り口から調べていた時に出会ったのがマンガリッツァという豚でした。

マンガリッツァという豚

マンガリッツァはひつじのようにもこもこくるくるとした毛が特徴のハンガリーの固有種です。

新しいキャラクターを考案するために頭をひねり続けていたわたしにとってその珍しい見た目が大きく心を動かしました。

デザインについて

初めは手足のあるひつじに近いフォルムにぶたの鼻をつける形でデザインしていましたが、いっそのこともこもこに要素を全部振り切ってしまおう!と徐々に丸くなり、たどり着いたのが今のデザインです。

名前について

キャラクターの見た目が決まり、その見た目からゆるい雰囲気のひらがな表記での名前を考えました。

初めはその珍しさから品種名を活かした名前を付けようと思ったのですが『マンガリッツァ』という名前はあまりにもなじみがなく、どこかを切り取っても『まんがり』『りっつぁ』『まんつぁ』とどれもピンときませんでした。

そこで、さらにマンガリッツァを深掘りし、マンガリッツァが『Wooly pig(羊毛豚)』と呼ばれていることを知り、とても響きが気に入ったのでWooly pigからとって『うりぴ』と名付けました。

▲設定作成時のメモ

▲設定作成時のメモ

キャラクター設定について

うりぴにはビジュアルボードにまだ描いていない設定があります。

深掘りしている中で、マンガリッツァはその珍しさのあまり絶滅の危機に陥ったこともあるそうです。

絶滅しそうになっていたマンガリッツァはハンガリーが国を挙げて保護したことで数が徐々に増え、絶滅の危機は脱したものの毛色によっては絶滅してしまっているとのことです。このことからキャラクター設定を考えました。

舞台設定
村の端にある牧場、一見緩い雰囲気だが国の強固なガードに守られている
マンガリッツァは希少な食用品種のため、牧場を出ると命が危ないがうりぴはそれを知らないし外の世界があることもよく知らない

うりぴ
ブロンドマンガリッツァのオス
のんびりやで面倒くさがりなので毛刈りを積極的しないため、毛が伸びて手足も出ないほどもこもこになっており顔が見つからないこともしばしば
転がりながら移動するのではっぱなどが付きやすいが水遊びは大好きなので大体は綺麗
それぞれのマンガリッツァには名前がなく、牧場のおじさんが「Wooly pig」と呼んでいるのを聞き間違えて自分のことを『うりぴ』という名前だと思っているし、他のマンガリッツァからもそう呼ばれている

他キャラ
牧場内には他のマンガリッツァもいる
・ねえさん
 ピンク色のメスマンガリッツァ(レッドマンガリッツァ)
 血統書に誇りを持っている気高いお嬢様
・くろさん
 絶滅したとされているブラックマンガリッツァの最後の1頭
 自分以外が絶滅したこともが危険であることも知っている
 他のマンガリッツァに知らせることはあえてしていない
 大人っぽい性格で全員と距離を置いているが優しいオス
・にせくろ
 くろさんに憧れてブラックマンガリッツァを装うオス
 実際はスワローベリーマンガリッツァという腹毛の白い種
 やんちゃで好奇心旺盛、少しいたずらっこ
 くろさんは悪くは思っていないが子分扱いすることもない

展開のイメージ

うりぴはインターネット上未公開です。

世界観、キャラクター設定などまだまだ考えたい部分がありずっと温めていますが、展開イメージはいくつかあります。

・SNSでの数コマ漫画

・グッズ(ボアやファーなどのストラップ)

・LINEスタンプ

現在はポートフォリオで紹介するまでにとどまっていますが、いつか世に出せる時まで、また世の中に広がることができても、ずっとかわいがって生きたいキャラクターです。


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