4名それぞれ性格が異なり、個性も豊かなため表情差分に加え立ち絵ポーズにもこだわっております。
表紙左側の女性から、
・落ち着いた大人っぽさ
・静かで博識さ
・元気で明るい印象
・高慢で自信家
上記の印象をしっかりと伝えられるようなポーズになっております。
表情に関しましても、同じ感情でも一人ひとり表現方法を変え、より感情を伝えやすい表情を意識いたしました。
例えば表紙の右から2番目(2ページ目にまとめている女性)の女子学生は、シナリオ作者様より事前にいただいておりました「明るくおしゃべりな性格」という情報から、ポジティブな感情は目元・口元ともに表情ごとに大きく変化させてキャラクターを表現できるようにいたしました。
また、「怖がりな性格でもある」ともお伺いしておりましたので、ネガティブな感情に関しては「恐怖を感じながらも勇気を持って立ち向かっている」ような芯のある表現を心掛けました。探索者とともに行動する可能性が高いNPCからこそ、彼女の表情から探索者(プレイヤー)の選択や行動に勇気を与えられるような存在を表現できたかと思います。
反対に、表紙の一番右の男子学生(3ページ目にまとめている男性)は「何不自由なく育ち、自身の希望はどんな手を使っても通すような性格」という情報から、ポジティブな感情でもネガティブな感情でも傲慢な印象を与えられるようにいたしました。
他のNPCの「喜」の表情は柔らかい笑顔を意識したのに対し、男子学生は話相手を煽るような表情を意識して制作しております。
反対に、「哀」の表情は「自分の希望をどんな手を使っても通すような性格」ともあれば、彼にとってあまり馴染みない感情だと思い、「どういった表情をすればいいのか分からない。が、こみ上げてくる感情を抑えきれない」といった戸惑いの感情を入れることで他のNPCとの差別化を行いました。
