ソーシャル VR プラットフォーム『VRChat』の日本人コミュニティです。『VRChat』の最新情報や「blender」や「unity」などのQ&Aチャンネルなどを完備。その他、VRChatterに嬉しい様々なコンテンツを提供し、安心して『VRChat』に入門するための架け橋を担うサーバーです。
本サーバーでは『VRChat』を“初心者にもわかりやすくて便利”をコンセプトにしています。
ちなみにこのサーバーを創設したのには訳がある。
『VRChat』はもともと、2017年ごろにVR機器の普及とともにユーザー数が急増したVRSNSだ。2020年ごろには「メタバース」という言葉の普及に伴い日本でもユーザーが急増し、バーチャル空間を主体としたビジネスを展開する企業も増えてきた。
しかし、ここで私はとある問題について注視した。
実は『VRChat』は会話が主体のゲームとなる仕様上、クローズドな空間で限られたメンバーと遊ぶユーザーが多くパブリックな空間で遊ぶユーザーは少数なのである。そして、当時の『VRChat』は日本人に対してかなり不親切であった。
待たれとこない日本語のローカライズ。当時はゲーム内にテキストチャット機能も無かったので比較的シャイな人が多いとされている日本人はミュート勢のプレイヤーも多く、特に何も調べずに『VRChat』を始めたユーザーはそもそもワールドの移動方法も分からないので根本として「日本人と出会う」という行為が難しかった。
そのため、これらの問題を解消するため有志のユーザーが日本人向けの『VRChat』チュートリアルワールドを作成したり、初心者向けイベントを開催したり「初心者案内」などを行いこれらのユーザーを救済。バーチャル世界での歩き方を教えていた。
しかし、これらは当たり前だがかなりコスパが悪い。
さらに、初心者が頭を抱えるポイントとして『VRChat』に少し慣れてきた頃合いにも「改変」という名の壁に立ちはだかる。実際改変はゲームエンジンとして知られる「Unity」スキルが必須なので初心者が調べながら、見様見真似で改変を行ってもエラーひとつでパーになるケースも多く挫折するポイントとなっている。
もちろんこれらのエラーは『VRChat』を長いこと遊んでいるプレイヤーなら、知り合いに聞けば対処法が返ってくるかもしれない。しかし、今回フィーチャーしたいのは初心者だ。運がよくUnityに詳しい知り合いが出来るかもしれないが、すべてのユーザーがそうだとは限らない。
実際私の知り合いにも、これらのことで頭を抱えるユーザーはしばし見かけた。(私はそこまで改変が強くないので教えられない)
これらのことを踏まえ、考えた結果。私はとある結論に行きついた。
「VRChatには大きなコミュニティが欠けているのではないか」
実際、当時『VRChat』を始めたらとりあえず入っておくような大きなコミュニティは存在しなかった。前提的な話をするのであれば前述の通り、『VRChat』ユーザーはクローズドな空間で雑談をしている関係上、Discordも身内内で完結している場合が多く、『VRChat』のオープンサーバー自体母体数がかなり少ない。そして、気になったのはそのサーバー人数の少なさ。やはり、VCメインのゲーム性なのでどのサーバーも過疎り気味になっていたのだ。
ここで私はDiscordサーバーを制作することを決意。過去に私は複数のDiscordサーバーを運営・制作しており、サーバー制作には自信があったのだ。そして、他のオープンサーバーの二の舞にならないよう3つの目標およびコンセプトを掲げた。
こうして出来たのが今の「VRC-JP」となる。
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