この絵を描くに至った話をします。少し長くなります。
描くに至った流れとして、まず何気なく見たとあるイラストレーターさんの添削動画を見てからでした。そのイラストレーターさんは理路整然と、なぜこの形になるのか、なぜこうした方が魅力的に見えるのかなどのことを話されており、私にとってはそれが青天の霹靂でした。それまでは何となくまあこれでも悪くはないだろうで描いていたイラストでしたが、そこで真面目に見直すことにしました。
そこで分かったのが、立体が掴めていない、頭の構造が分かってないということでした。下書きだけで7回ほど描き直した記憶があります。色塗りの工程に入っても、これこうなるのおかしくない?と思ったら素体から描き直すということも何度もしました。それだけ、自分は人の頭部を描くということも満足に理解できてなかったんだなと思いました。
これを描くに当たってもう一つ考えたかったのが、影のでき方です。かなり悩んだのが鼻の下でした。今までの絵は鼻の下に口がないというような状態なのに、それに気付いていませんでした。ですが、ここで顎の下から光を当てる、頭上から光が降っているという状態で影を考えた時に、鼻の下から上唇まで影ができるところなのに、私のイラストでは鼻の下に口が来てないから影のつけようがないみたいな状態になって、とても悩みました。もうそれは私が顔の構造やパーツの位置に注目してないということなので、ここでとても頭を使って修正しまくりました。顔のパーツの位置はピクセル単位でもずれるだけで顔の魅力が下がるので、影の位置がおかしくない位置で且つ魅力的な顔になるように、何度も描き直したり動かしたりしては遠くから眺めるということをしていた気がします。
まだまだ成長できる部分はありますが、この絵を描いたお陰で一歩ステップアップできたと思いました。
