日本人にとって最も身近なはずの、忘れ去られた魚たち。
日本に生息する淡水魚は約300種類程。その中で2023年現在、絶滅が危惧されている(レッドリストに記載されている)種類が過半数を占めています。
かつて、僕たち日本人の最も身近な魚は淡水魚でした。田畑の合間に流れる農業用水路、大きな河川や湖で行われる人々の営みのすぐそばに彼らは豊富に生息していました。しかし、近代化と共に人間のためだけに次々と作り変えられてしまった河川環境で彼らはその数を大幅に減らし、今やその存在すらも人々の生活とは縁遠いものになり、忘れ去られてしまっているように感じます。
YUSUKE SETO