ある者は彼を悪魔と呼ぶ。ある者は彼を神と形容する。
白い戦装束に返り血の一つもなく、戦場でただ冷酷に命を刈り取る姿は見る者全てに畏怖の念を抱かせる。
天から現れた者を等しく天使と呼ぶならば。天に授けられたとしか思えない戦の才能を持つ彼は、まさしく天使と呼べるだろう。
ある者は彼に討たれるその寸前に、彼に笑いかけた。「地獄でもう一度会おう」と。
天使のような彼は言う。「わかった。最下層で待つといい」と。
天使というとヨーロッパなどの宗教画の印象が強いので、なんとなく和風で天使が描けないかなと思い「戦う天使」をイメージしてデザインしました。
メインの男性には白と薄い金色を基調とした服を着せましたが天使らしい羽や輪っかなどのモチーフはなく、ぱっと見天使要素はないのですが、彼の影には確かに天使の羽があり、彼に倒される敵にとっては彼は天使に見えるのだ、という映画のクライマックスみたいなイメージで描きました。
テーマが光と影なので、逆光でそれを表現してみました。彼自身は影になっていますが、カメラからすると彼が光の方向にいます。
空の雲が集中線みたいな効果になるように配置しました。