【案件概要・目的】
現代美術家・YOKO ICHIKAWA氏の初個展「Declaration-宣言-」における会場の空気感と世界観を映像化する動画制作案件。展示空間の持つ独特な緊張感や美しさを捉えるだけでなく、アーティストの思想や作品の立体感を映像として可視化することを目的とした。
【課題・背景】
YOKO ICHIKAWA氏の作品は布などの素材を用いた繊細かつ動的なアプローチが多く、静止画ではその立体感や柔らかな動きのニュアンスを伝えきれない点が課題であった。空間に漂う風や光の反射によって生まれる布の揺らめき、素材本来が持つ表情や躍動感をいかにそのままの形で映像に収めるかが表現の核となった。そこで、アングルやライティングを意識し、作品の「動き」を殺さず繊細に切り取る撮影技法を追求。個展の持つ静謐な没入感をそのまま映像作品へ落とし込んだ。