エッセイZINE「足りないは造られている。」とラフ漫画ZINE「青の未完」の2冊を企画・制作。コンセプト立案からレイアウト設計、印刷仕様の選定、頒布まで一貫して担当。
「足りないは造られている。」では、社会批評をテーマにした文章とデザインの一体感を意識し、マットポスト220kg表紙・きんまり90kgの本文用紙を選定。「青の未完」では、11年前に描いたラフなスケッチをそのまま最終形態として活かす逆転の発想で制作。「未完であること」をコンセプトの核に据え、手描きの粗さと印刷物としての完成度を両立させました。
各40部・30部を制作し、京都・大阪のZINEイベントおよび書店への委託販売を通じて流通。企画から販売まで単独で手がけた経験から、制作物の意図を言語化し、届ける相手を意識したデザイン判断を実践しています。
「足りないは造られている。」(内容)
「足りない」という感覚は、本当に自分の内側から来ているのか——そんな問いから生まれたエッセイZINEです。ビジネスや自己啓発の文脈で繰り返される「まだ足りない」という語りに違和感を覚え続けた20年以上の経験が、この一冊の出発点になっています。
「青の未完」(内容)
11年前に青ペンで描いたラフなネームが原点です。「ちゃんと描き直そう」と思い続けていたものを、あえてそのまま印刷することにしました。未完であること、荒削りであること——それ自体が作品の正体だと気づいたので。未完、それが最終形態。
