韓国映画作品の劇場用トレーラー編集を担当。作品が持つ緊張感や重厚な世界観を限られた尺の中で表現できるよう、シーン選定・構成設計・テロップ演出まで一貫して制作を行いました。
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本作は、歴史的背景と人物描写が色濃く描かれる作品であったため、単純に派手なシーンを繋ぐのではなく、“作品が持つ空気感”をどのように短い尺で伝えるかを重視して構成を行いました。
特に、登場人物同士の緊張感や静かな感情の動きが作品の魅力であると感じたため、セリフや表情、視線の演出を丁寧に拾いながらシーンを選定。 アクションやインパクトだけに頼らず、「この先の物語が気になる」と感じてもらえるような余韻を残すテンポ設計を意識しました。
また、作品全体の重厚感を損なわないよう、テロップ演出やSEについても過度な装飾を避け、映画本来の世界観に寄り添うデザイン・音作りを心掛けています。
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作品自体が持つテーマ性や歴史背景が重厚である分、情報を詰め込みすぎるとトレーラー全体の印象が散漫になってしまう難しさがありました。
そのため、限られた尺の中で「何を見せ、何をあえて見せないか」という取捨選択に特に時間をかけ、視聴者の興味を引きながらも作品の品位を損なわない構成を追求しました。
また、静かなシーンが多い作品だからこそ、編集テンポを速くしすぎると作品本来の緊張感が失われてしまうため、“間”を活かした編集バランスの調整にも苦労した案件でした。
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・Edius 9
・Adobe Illustrator
・Adobe Photoshop
・Adobe Audition
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・カットポイントの選定
・テロップデザイン制作
・音声調整
・全体テンポ・演出設計
・劇場版DCPパッケージ作成