360度全方位で展開するVRミュージカルにおいて、照明設計、演出ギミック、およびライティングのエンジニアリングを担当しました。
物語の進行を妨げないよう、暗転を一切使用しない演出要件に基づき、シームレスにシーンの表情を変化させるライティングを構築しました。場面の切り替えに伴う感情の変化を色彩設計に反映し、観客の視線誘導と空間の雰囲気作りを両立させています。
多人数が参加するミュージカル公演において、高いフレームレートを維持しながらリッチな光の表現を実現するため、以下の手法を採用しました。
・リアルタイムライトを完全に排除し、LightVolumes 2.0によるボクセルベースのライティングを実装
・ライトプローブの代替としてボクセルデータを活用し、キャラクターへの動的なライティングを低負荷で実現
・複雑な色彩の変化をシェーダーとスクリプトで制御し、描画パフォーマンスへの影響を抑制