■課題
数学をテーマとしたミステリーにおいて、単なる知的さの表現ではなく、「論理的世界に潜む不穏さ」を一瞬で伝えるビジュアルが求められた。
■解決策
自然界に内在する数学的秩序を象徴する螺旋構造(貝)を用い、その上に人工的な記号である平方根(√)を重ねることで、秩序と逸脱が衝突する構造を可視化した。
赤い√は、論理の中に侵入する異常や危険性を示唆し、ミステリー特有の緊張感を視覚的に付与している。
ミニマルな構成により、過剰な説明を排除し、読者に「違和感」を残すことで、思考を喚起する設計とした。
■成果
Mother Design社内コンペにて選出され、出版社への提案作品として制作。
最終的に出版には至らなかったが、コンセプトの独自性が評価された。
■担当範囲
コンセプト開発 / アートディレクション / タイポグラフィ設計 / ビジュアルコンセプト設計(手描きによるモチーフ開発)