衣装アーカイブ/桜川
桜が咲くころになるとこの衣装を思い出します。
能フラメンコ「桜川」の衣装写真
自分がいては貧しい母の負担になると
自ら買われていった子供を追って
日向国から常陸国へ
川面に流れる桜に我が子の面影を映して
狂乱した母は花びらをすくい続ける
そんなお話です
この衣装をまとって踊られた
フラメンコ舞踊家の宇佐美八千代さんは
マントンと呼ばれる大きなショール使いの
名手だったのでこの衣装の大きなポイントとして
オーガンジーで仕立てた若葉色のショールをデザイン。
生地の間に桜の花びらを仕込んで桜の若葉を映した水面に流れる花びらをイメージしています。
数少ないハッピーエンドの物語
桜色から墨色のグラデーションも
花びらの流れる水面をイメージして
身体にまとわりつく桜色の紐が
子供の行方を探す事に心を囚われた
母を表現しました。
八千代さんが
このショールを我が子の様にそっと抱きしめるシーンは感動的でした。
思いを形にするという事が
ふわふわっとした
耳障りのいいキャッチフレーズの様に語られていますが
実際にの市場の求めるもの
クライアントの夢を形にして
売上げてきました。
あなたの夢は叶います
✨ Design your presence, shape your future ✨".