■ 物語の前提
夢とは本来いつか醒めるもの。
しかし主人公(Player)は夢世界から目覚めることができない。
それは夢世界に《澱み》が存在しているからである。
《澱み》のある夢世界では、眠る者は目覚めることができない。
主人公は目覚めるため、夢世界を探索し《澱み》を整えていく。
だが、目覚めること=正義、救いとは限らない。
■ テーマと構造
テーマは選択、変遷と停滞、安寧の代償。
世界を修復するほど、主人公自身が崩れていく。
夢世界が整うということは、
現実へと近づいているということでもある。
現実に近づけば、夢世界の存在としては形を保てなくなる。
それは至って自然な現象であり、崩れること自体は悪ではない。
しかし主人公は、その真実を明確に知る術を持たない。
そのためゲームが進行するほど、
「本当にこのまま進んでよいのか」
「目覚めてよいのか」
という根本的な疑問に直面する。
◾︎余韻として残るもの
• 明確な答えは提示されない
• 物語の全貌を知ることはできない
• クリア後、ユーザーは考察することしかできない
それでも、
「もしかしたら、この夢世界は主人公自身が作り出したものなのではないか」
と思えるだけの余韻が残される。
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