群馬建水様の社長より、役員にインタビューしてほしいというお話を以前からいただいていました。業務状況を見ながら、私の予定も考慮していただき、ようやくタイミングが合い実行することになりました。
当初は役員3名の予定でしたが、お1人は人前で話すのが恥ずかしいという理由で残念ながら辞退されまして、お2人のインタビューに。建設業で職人として働き始めたお2人が、どのようにして役員まで駆け上がったのか、一職人にもこんな未来があるということを伝えて採用の一助とすることが目的でした。
採用につなげるためには建設業に興味を持ってもらう必要があります。世間的にはあまり良い印象がないと言われる建設業なので、まずなぜ建設業を選んだのかというところから始めました。そして入社してからの印象を話してもらうことで群馬建水がどのような会社なのかを知ってもらう。
次にステップアップしていく過程の中で発生した悩みや困りごとに共感してもらいつつ、それをどのように乗り越えたか、駆け上がるために必要なことを自身の経験をふまえて話してもらいました。
職人から役員になるということは給料が上がることでもあります。建設業の一職人でも仕事への向き合い方次第で出世できることが伝わる構成を心掛けました。
都合により事前打合せができず副社長とも専務とも初顔合わせ。いつも立ち会っていただく社長が出張で不在という中で、初めましての挨拶をしたらすぐに撮影準備という流れでした。
まず副社長から撮影です。撮影準備と並行して仲間にメイクをしてもらいます。そこで会話をかわしていると、どうやら撮影内容についてほぼ何も聞かされていないとのこと。撮影の内容については社長とやり取りしていて、副社長にも伝わっているものと思っていたので少々戸惑いましたが、社長にお任せいただいているととらえて、私から動画の目的とインタビュー内容を説明させていただきました。
撮影開始して序盤は順調。しかし途中で社員さんの出入りによるドアの開閉音が入り込んでしまいました。副社長が気を使ってくれて社員さんに連絡していただき、その後は音がすることもなく無事撮影完了。
続いて専務の撮影。副社長同様、あまり内容を把握されていないようでしたが、職人から役員になるまでの過程については話すつもりで撮影にのぞんでいただけていました。
撮影中は雑音防止のためにエアコンを止めていましたが、専務はとても暑がりな方。しばらくするとうっすら汗が浮き出てきてしまいました。それにいち早く仲間が気づいてくれてメイク修正。撮影再開するも短時間でやはり汗が出てきてしまいます。カメラを向けられると緊張しますので普段より暑さを感じてしまうのはよくあること。エアコンをつけて、雑音は編集で対応することにしました。最初から快適に撮影にのぞんでいただくことを優先するべきだったことは反省点です。その後は問題なく撮影完了しました。
編集は仲間と自分の2人で対応しました。仲間にはカット、テロップ等を担当してもらい、私はダイジェストの作成と全体のまとめを担当。
私の方はダイジェストを入れるための印象的なフレーズを抜き出すことから始めました。その部分を本編に入れてもらうように仲間と連携。仲間の方はカットのタイミングなど少々苦戦していましたが、最終的にはきっちりまとめてくれました。そこにたどり着くまでに私から何度も修正依頼させていただきましたが、嫌な反応もなく対応してくれていつも助かっています。
ダイジェストの雰囲気と本編の雰囲気に大きな差が出ないように細かい修正はまとめて私が行っています。ジェットカットのようにガンガン縮めていく方法もありますが、少し間を設けながらなるべく自然につなげることで、忙しい印象を与えないことを意識しています。こうすると少し柔らかな印象になるため、建設業のマイナスの印象を薄められるのではないかと考えています。
初稿を確認していただき、指摘なしで即納品となったことは嬉しいところ。細かい部分まで詰めて仕上げたことが実を結んだと思います。
ご依頼をいただくごとに、撮影までの期間が短縮されている気がします。これは信頼していただいていることの証と前向きにとらえています。
動画にふれることが当たり前になっている現在では、編集が粗くても問題にならない場面が増えていると感じます。ですが、企業の顔となるインタビュー動画においては、細かい部分の違和感が企業の信頼性に影響する可能性があります。AIに代表されるような量産動画とは一線を画し、細部にこだわった動画を私は今後も提供していきたいと思っています。