■ Visual Direction & Environment Design
コンセプト:オーロラと夜の静寂
Unityのリアルタイムレンダリングを駆使し、楽曲の世界観を拡張する「空間演出」を追求。没入感の高いリッチなビジュアルトーンを構築しました。
1. アトモスフィア & ライティング(Atmosphere & Volumetric)
- 空間構築とパーティクル
オーロラが揺らめくSkyboxをベースに、蛍を想起させる浮遊パーティクルを配置。Post-processing(ブルーム・カラーグレーディング)による光の拡散制御を行い、幻想的な奥行きと空気の密度感を表現しています。
- キャラクター・セパレーション(Layered Lighting)
キャラクター専用のレイヤー設定(Culling Mask)を活用し、背景とは異なる青白く鋭いアクセントライトを照射。暗所のシーンでもシルエットを埋もれさせず、広大な空間の中で被写体を美しく際立たせる「視線誘導」を徹底しました。
2. テクニカル・ディレクション(Cinematography & Tech)
- プロシージャル・カメラワーク
独自開発の制御スクリプト(C#)を実装。手付けでは難しい、物理挙動を伴う滑らかで有機的なカメラワークを実現し、視聴者を飽きさせないダイナミックな構図を作り出しています。
- エモーショナル・フェイシャル
BlendShapeの数値を楽曲の展開に合わせて細かく制御。微細な表情の変化で「感情の機微」を描き出し、ビジュアルの美しさだけでなく、視聴者の心に訴えかける物語性を付与しました。