VRChatで開催された画像展示イベント「PNGミュージアム第6回 -祀-」の会場制作を担当しました。コンセプトの策定からモデリング、ライティング、最適化に至るまで、すべての工程をフルスクラッチで構築しています。
「お祭り」というテーマを軸に、日本神話の神々しい世界観から、賑やかな縁日や土着的な村祭りに至るまで、多様な和の祭事の情景を空間に落とし込みました。神域の静謐な空気感と、祭りの活気が共存するような体験設計を行い、各エリアの特性に合わせたライティングと演出を施しています。
大規模な展示イベントにおいて、来場者がストレスなく鑑賞できるよう、これまでに蓄積した最適化技術を網羅的に適用しました。
全エリアを統合した単一ワールドとしての動作を安定させるため、マテリアルのアトラス化を徹底し、VRAM消費を最小限に抑制
・同一アセットの多用箇所におけるGPUインスタンシングの活用と、描画命令(Draw Calls)の削減
・オクルージョンカリングと詳細なLOD設定による、視界外の描画負荷の遮断
・GPU Lightmapperを用いた高精度なライトベイクによる、ビジュアル品質とパフォーマンスの両立
これらの施策により、高密度な和の世界観を維持しながら、多人数が同時参加する環境下でも極めて安定したフレームレートを実現しました。