アートディレクターとして参加しました。
●概要
はじめはAIによる映像制作の検証として始めたダンス映像プロジェクトです。
キャラクターデザインと最終的なルックの仕上げをAIで行う構想で製作していました。
しかし、映像としてはコントロールが効かないためそのままUnityでレンダリングしています。
●担当箇所
キャラクターデザインブラッシュアップ。
キャラクターモデリング、スキニング、物理シミュレーション設定
●シェーダー
liltoonというプラグインを使用しています。
このプラグインでは、細かくマスクでコントロール可能で高品質なトゥーン表現の可能性を感じたため採用しました。
3諧調のシェーディング、リムライト、ハイライト、マットキャップ、異方性反射など一通り欲しい機能が揃っています。
セルアニメ調とは違うトゥーン表現を目指しています。
あえてディティールなどは描き込まず、諧調コントラストと色相の変化によってイラスト的表現を目指しています。
通常のトゥーンでは、物体が固く見えすぎてしまったり形状の歪みが一切ないためCG臭く見えすぎてしまう問題がありました。
人間が手で描いた線の歪み、また実際に人間が動きと比べた情報量の差等様々な原因がありますが、どのようにキャラに動的情報量を加えるかを意識しています。
●モデル
映像用途を主としているため、ゲームモデルよりも多くポリゴン数を割いています。
工数削減のためハイモデルカラのノーマルマップの焼き込みはしていません。
袖部分の部分にはマーヴェラスデザイナーを使用しています。
●担当箇所
キャラクターモデリング、スキニング、物理シミュレーション設定
●キャラクターデザイン
Villains
・クールな赤髪の姉[Vivi(ヴィヴィ)]INFJ-A
・甘さと狂気を持つ青髪の妹[Lanlan(ランラン)]ESTP-T
2人からなるヴァーチャルダンスユニット
キャラクターのコンセプトは悪役風のセクシー美女。
まず企画担当がAI生成によって300案くらいから選別し、パーツ毎にデザイン案を採用しています。
問題となるのは、AIの案には”デザイン意図”が存在していないため、その上でプロデューサーからの意図をくみ取りまとめ上げるのに苦労しました。